コラムBLOG
【博多駅から徒歩1分の歯医者 】インプラント周囲炎を防いでインプラントを守ろう
こんにちは。
JR「博多駅」筑紫口から徒歩1分の歯医者【鳥谷歯科医院】です。
「インプラント周囲炎」というお口の病気をご存じですか?
これは、歯科のインプラント治療を受けた方にリスクがある病気です。
進行すると、インプラントをグラつかせる可能性があるため、予防対策がとても大切になります。
今回は、インプラント周囲炎の知識を高めて、インプラント周囲炎の予防について考えてみましょう。
インプラント周囲炎はどんな症状?歯周病と何が違う?
インプラント周囲炎の症状は、歯周病とほとんど同じです。
歯ぐきの腫れや出血などの症状が現れますが、歯周病より進行が早く重症化しやすいという点で違いがあります。
インプラント周囲炎はなぜ歯周病より進行が早いの?
歯周病とインプラント周囲炎の原因は、歯垢です。
歯垢たった1㎎の中には、1億個以上もの細菌が含まれています。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「歯周病とは」歯周病の原因より) >
そして、天然の歯の根の周りには「歯根膜」という組織があり、細菌の侵入を防ぐ重要な役割を持っています。
しかし、インプラントの人工の歯に歯根膜はないので、細菌が侵入しやすくなるのです。
そのため、インプラント周囲炎にかかりやすく、重症化するまでが早くなります。
インプラント周囲炎は予防できる?
インプラント周囲炎は、歯周病と同じく予防することが可能です。
予防方法は、丁寧なホームケアにくわえて歯科のメンテナンスがとても重要になります。
ホームケア~歯ブラシ1本の歯磨きは見直そう~
ホームケアでは、歯ブラシのほかに、フロスや歯間ブラシを使うとより多くの歯垢を除去することができます。
じつは、歯ブラシ1本では磨き残しが多く、歯垢が58%程度しか落ちません。
これではインプラント周囲炎のリスクが高いため、フロスや歯間ブラシを併用しましょう。
(参照:J-STAGE「日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学」デンタルフロスによるプラークコントロールについてより) >
プロケア~定期的に歯医者へメンテナンスに通おう~
インプラント治療後は、歯医者で定期的にメンテナンスを行いますので、必ず通院しましょう。
メンテナンスの際は、インプラントに不具合が起こっていないかチェックをしますが、インプラント周囲炎の有無もプロの目線でしっかり確認します。
インプラント治療は充実した保証制度を導入する「鳥谷歯科医院」へ
インプラント周囲炎を防いでインプラントを末永く使っていただくために【鳥谷歯科医院】では、充実した保証制度を導入しています。
ただし、定期的にメンテナンスに来ていただけることが条件となりますので、詳しい内容についてはお気軽にご質問ください。