コラムBLOG
【博多駅近くの歯科】歯周病が引き起こす全身の病気
こんにちは。
JR「博多駅」筑紫口から徒歩1分の歯医者【鳥谷歯科医院】です。
歯周病は、お口の中の疾患にとどまらず、全身の健康に悪影響を与えることが判明しています。
場合によっては命に危険が及ぶため、歯周病はとても注意しなければいけない病気なのです。
今回は、歯周病が引き起こす全身の病気についてお話しします。
歯周病が引き起こす全身の病気とは
歯周病が引き起こす代表的な全身の病気は、次の通りです。
・心疾患
・慢性腎臓病
・呼吸器疾患
・骨粗鬆症(こつそそうしょう)
・関節リウマチ
・がん
また、糖尿病などの持病の悪化や、妊娠している方は早産や低出生体重児の出産にいたるリスクもあります。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連」口腔の疾患と全身疾患との関連より) >
なぜ歯周病が全身の病気を引き起こすのか?
歯周病の原因である細菌は、腫れた歯ぐきから簡単に侵入して、血管や肺など身体の中を巡ります。
細菌は免疫機能によって死滅しますが、死骸になっても毒素を身体中にまき散らすため、病気を引き起こすのです。
また、歯周病の細菌は歯と歯ぐきの境目に付着する歯垢(プラーク)の中に含まれています。
この歯垢(プラーク)1㎎の中には、1億個以上もの細菌がひそんでいるため、歯垢(プラーク)が蓄積するとそれだけ病気のリスクも高まるでしょう。
(参照:厚生労働省e₋ヘルスネット「歯周病とは」歯周病の原因より) >
ホームケアや歯科で歯周病を予防しよう
歯周病は、磨き残しが多い方に起こりやすい病気です。
しっかり歯磨きをしていても、どうしても取り除けない歯垢(プラーク)や歯石は存在します。
そこで、ホームケアと歯科のダブルケアで歯周病を防ぎ、全身の健康を守りましょう。
ホームケアでは、歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシの併用をおすすめします。
歯ブラシのみの歯垢(プラーク)除去率は58%ですが、フロスや歯間ブラシを使うことで86%まで上がるからです。
(参照:日本歯科医師会「webで学ぶ、歯と口の健康。歯の学校」より) >
そして、落とし切れない歯垢(プラーク)や歯石は、歯科のクリーニングで徹底洗浄いたします。
「鳥谷歯科医院」は、歯周病専門の医師が在籍するクリニックです。
難症例の歯周病にも対応しており、歯周病予防にも力を注いでいますので、わからないことがあれば何でもご相談ください。